タイは60歳定年が通例。
タイでの就業前は、定年年齢など気にしていなかったから、
このままタイで働けば、60歳で仕事がなくなってしまう。
今でも転職は厳しいが、60歳になってからの転職はもっと厳しいので、
大学で2年日本語教師をした時点で、転職を決意。
55歳を過ぎて、そんな簡単に次の就職先が見つかるわけはないと思っていた。
タイの大学での勤務は2月末までなのにもかかわらず、9月くらいから人材会社に登録して、英語圏での就業を第1Priorityにして検索。
うれしいことに書類審査を通過し、面接をしていただける会社があり、面接。
幸運なことに、とんとん拍子に10月に採用内定通知をいただく。
企業が募集要項に記載していた給与の半分の給与での採用内定通知だった。
しかし、私には願ってもないオファーだった。
私の転職希望は、
*日系企業であること
*英語圏での就業
*日本語教師前の品質管理での就業
だったため、その採用内定通知を受諾。
来年はマレーシアで就業!
その会社の募集要項に記載されていた給与は、私が今までもらったことがない金額で、そんなに高い給与は望んでいなかった。給与が高いということは、それだけ責任も大きいということがわかっているから、「仕事ができる」と企業が認めてくれたときに徐々に昇給してもらえればいいと思っているので、「昇給が見込める」という説明をもらった時点で企業での就業を受諾しようと思った。
もともと海外で就業しようと思ったとき、
海外で生活していける給与をもらえれば充分だと考えていた。
カンボジアでもタイでも、給与自体は日本円換算で少ないが、
十分生活できたし、十分贅沢な旅行もできた。
日本でも話題になっているが、日本語教師の仕事は、給与が少ない。
日本語を教えることを業務としている会社は、高利益を得られる会社が少ないので、給与が少ないのは当然といえば当然。
しかし品質管理の仕事がある会社は、利益追求を求めることが多いので、給与が多い分、結果が出せないと、会社存続にかかわってくる。
マレーシアで日本語教師として働く場合の給与は、今回の転職先のオファー提示の給与より少ないから、どれだけ日本語教師の給与が少ないことか・・・。
とにもかくにも、
最初の面接で、転職先を見つけられた奇跡に感謝して、「65歳までこの仕事を頑張ろう」と思っている。(大丈夫かな・・・。)